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住宅性能表示制度を活用しましょう(住宅を新築または購入予定のお客様へ)

09年09月06

住宅を新築または購入予定のお客様へ
住宅性能表示制度を活用しましょう。
住宅性能表示制度は、見ただけでは判らない「住まいの品質」を、住宅性能評価員という資格者がチェックして、性能を数値化し比較できるようにした制度です。例えば、車を購入する場合、どのメーカのどの車種にしようかと考えた時、パンフレットを取り寄せて、各種の性能データを比較するでしょう。住宅でそれをしようとしても、これまでは「共通のモノサシ」がなかった為、一般の人が比べられるのは建物価格のみでした。建物価格は数字で現れますから、比較ができますが、住宅本来の性能は比較ができませんでした。2000年に「住宅の品質の確保促進等に関する法律が施行されました。これにより、住宅の性能を測る「共通のモノサシ」ができたわけです。この「モノサシ」では住宅の10分野の性能を測ることができます。
①構造の安定性(耐震性など)
②火災時の安全性
③劣化の軽減
④維持管理・更新
⑤温熱環境(省エネ性)
⑥空気環境(シックハウス対策など)
⑦光・視環境(開口率など)
⑧音環境(床衝撃音、窓の遮音など)
⑨高齢者配慮(バリアフリー等級)
⑩防犯
以上の10分野の性能値をランクによって表示します。ランクは数値が大きい程、性能は高くなります。
住宅取得者自らが積極的にこの制度を利用する事で、自分の希望する性能を持つ住宅を建てる事ができるのです。全ての項目で最高等級を狙う必要はありません。自分のライフスタイルにあわせ、自分らしく住まいの性能をカスタマイズできるのです。また、契約書に「建設性能評価書を取得すること」と付加する事で、特約条項とみなされ、住宅供給者(販売主または工務店)はこれを守らなければなりません。そうする事で、第三者の住宅性能評価員が現場検査を実施し、希望の等級が満たされているかをチェックします。全ての現場検査で合格すれば建設時性能評価書が発行されます。この評価書は建築を任せた施行会社の信頼の証でもあります。詳しくは当社にお問い合わせください。



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